


Brave(ブレイブ)ブラウザって何が良いんですか?知りタイです。



そんな疑問にお答えします。
Brave(ブレイブ)はインターネットを閲覧するために使われる「ブラウザ」の一つです。
ブラウザは「Internet Explorer」 から始まり、「Chrome」「Safari」「Edge」など様々な種類がありますよね。
その中でもBraveは「安全性が高く、仮想通貨がもらえる」と話題のブラウザです。
Googleの「Chrome」に代わる次世代ブラウザとして年々利用者が急増しています。
今回はそんな「Brave」の特徴と安全性、仮想通貨のもらい方を徹底解説します。


- 他のブラウザとBraveの違い
- Braveのビジネスモデル
- Braveの危険性
- Braveで仮想通貨を稼ぐ方法
※このサイトは特定の仮想通貨の購入を推奨することはありません。
Braveとは
BraveとはWebサイトを閲覧するソフトである「ブラウザ」の一つです。
2019年11月にリリースがされて、2021年5月時点で利用者数は3,000万人を突破しています。
Braveがここまで拡大した要因は仮想通貨がもらえること。
そして「広告のブロック機能」です。



広告をブロックして何がいいの?



広告には深い問題があるのです
Web広告の問題点
Web広告を見ると「嫌だな」と思うことはありませんか?
- 見たくもない動画が出てくる
- 広告が突然画面に現れる
- 「×」ボタンを押さないと広告が消えない
- 広告が多すぎて記事が読みづらい
- 誤動作で広告ページに飛ばされる
こんな思いをされた方は多いはず。
しかし広告の問題はただ邪魔なだけではありません。
以下のような問題があります。
- 個人情報が抜かれている
- 広告のデータ量は4割
個人情報が抜かれている
広告の内容を見ると「最近検索した物が出てくるな」と思ったことはありませんか?
これはGoogleなどの検索エンジンが検索履歴を抜き取って、おすすめの広告を表示する仕組みになっているからです。
ブラウザ設定によっては制御もできますが、現状は勝手に運営会社(Googleなど)が個人情報の収集をしています。
広告のデータ量は4割
角川アスキー研究所によると、Webサイトのデータ転送量の平均4割は広告使われているそうです。
つまり「見たくもない広告に通信量の4割も奪われている」ということですね。
これは4人家族全員がスマホを持っている場合、月間通信料のうち約2,900円分を広告のデータ転送に費やしていることになります。



Braveはこのような問題を解決するために誕生しました



そりゃ人気があるはずだ
※参考サイト:角川アスキー研究所
Braveの特徴
Web広告の問題を踏まえたうえで、Braveの特徴を解説していきます。
Braveの主な特徴は以下の5つです。
- 広告をブロックできる
- プライバシーが守れる
- ページの表示速度が速い
- バッテリーが長持ちできる
- BAT(仮想通貨)がもらえる
詳しく解説しますね。
広告をブロックできる
Braveは最初から広告のブロック機能が付いているため、突然画面に広告現れたり、余計な広告でサイトが見づらくなったりすることはありません。
たとえばYahooニュースのトップページだと以下のような違いがあります。
他のブラウザ


Brave


このようにYahooでも広告がブロックされます。
またYouTubeの広告もブロックされるため、広告を見ることなく動画が見れます。



無料でYouTubeの広告がなくなるということです。
プライバシーが守れる
Googleの検索エンジンなどはWebの閲覧履歴を追跡して広告を表示する仕組みを導入しています。
閲覧履歴から性別や年齢なども判断し、適切な広告を表示することで提携している会社の売り上げに貢献しているのです。
しかしBraveは閲覧履歴を追跡することはありません。
Braveはユーザー側が「広告を表示するか・しないか」を選択でき、広告を表示する場合でもBraveが個人情報を追跡することなくBraveから広告が提示されます。
つまり個人情報が取集されないブラウザだということです。



ちなみにBraveの広告を見ると仮想通貨がもらえるぞ
ページの表示速度が速い
繰り返しになりますがWebサイトのデータ転送量の4割は広告に使われています。
逆に言えば広告がなければデータ量は6割で済むということですよね。
実際にBraveの公式サイトでChromeと比較した際には3倍の速度で表示された結果が出ています。


バッテリーが長持ちできる
広告のブロックによりデータ量が削減できるため、バッテリーの消費も抑えることができます。
Chromeと比較してもBraveの方がメモリ消費は33%少なく、かつバッテリー駆動時間が最大1時間長くなった結果が出ています。


仮想通貨(BAT)がもらえる
Braveは「Braveが提供する広告を見る」ことで仮想通貨の「BAT(バット)」がもらえます。
簡単に言うと「広告を見てくれてありがとう」というお礼を込めてBATがもらえるイメージですね。



あれ?
どうやってBrave社は儲けてるの?



良いところに目をつけたね
仮想通貨(BAT)がもらえる仕組み
現状のブラウザはスポンサーが広告配信事業者(Googleなど)にお金を支払い、広告配信事業者(Googleなど)が広告を表示します。
そしてユーザーは表示された広告を見るだけです。
またブログやYouTubeなどを運営するクリエイターはGoogleから提供される広告を表示することで報酬をもらっています。


しかしBraveはスポンサーから広告費をもらい、広告を閲覧したユーザーに広告費の7割を仮想通貨(BAT)として支払う運用をしています。
そして残りをBrave社が受け取るビジネスモデルです。


仮想通貨(BAT)をチップとして投げ銭できる
「ちょっと待って。Braveだとクリエイターの報酬がなくなるの?」思った方もいるかしれません。
実はBraveには仮想通貨であるBATを投げ銭できるチップ機能があります。
ユーザーがよく利用しているコンテンツや応援したいクリエイターをユーザー自身が選んで報酬を再配分できるシステムになっています。


Braveの使い方と設定
ここからはBraveの使い方と設定をご紹介します。
Braveに興味を持った方は下記のリンクからインストールしましょう。


ホーム画面の設定
Braveのホーム画面は下記の通りです。


- 統計データ
- トップサイト(閲覧履歴)
- Brave Rewards(ブレイブ・リワーズ)
- Brave News
- 設定
①統計データ
統計データは「ブロック済の 広告・トラッカー数」「節約できたデータ使用量」「節約できた読み込み時間」の確認ができます。
②トップサイト(閲覧履歴)
デフォルトでは「よく見るサイト」が表示されています。
自分でカスタマイズすることも可能です。
③Brave Rewards(ブレイブ・リワーズ)
月間で獲得したBAT(仮想通貨)やBATの残高、チップ支援の実績が表示されます。
④Brave News
スクロールすることで表示されるニュースリーダーです。
Brave独自の仕組みでユーザーが興味のあるニュースをピックアップしています。
検索履歴を追跡しているわけではありません。
⑤設定
ホーム画面のカスタマイズやデザインの変更など様々な設定の変更ができます。
背景画像や時計のカスタマイズも可能です。
ブックマークをインポートできる
Braveは他のブラウザからブックマークをインポートできます。
手順は以下の通り。
- Braveを起動し、右上の三本線メニューを選択
- ブックマーク –> 「ブックマークと設定をインポート」を選択
- コンボボックスよりインポート元となるブラウザを選択
- インポートする項目にチェックを入れインポートをクリック


上記の画面で「インポート」をクリックすればブックマークをインポートできます。
Braveの危険性とデメリット
Braveの危険性は今のところありません。むしろ他のブラウザより安全です。
デメリットとしては「広告のブロック機能で画面が崩れる場合がある」こと。
もし崩れた場合は下記の対応で広告のブロック機能であるBrave Shields(ブレイブシールド)を無効にすれば対処できます。
1.広告ブロックを無効にするサイトにアクセス
2.アドレスバー右側のBraveロゴ(ライオンマーク)をクリック
3.スライドバーをクリックし、Shieldsを無効にします。
上記によりアクセス中のサイトのみ広告のブロックが無効になります。
Braveの仮想通貨(BAT)の稼ぎ方
Braveは「Brave Rewards(ブレイブ・リワーズ)」という機能で広告の表示を設定するとBATが稼げるようになります。
やり方は簡単。Braveブラウザを使っていると以下のように通知がくるのでクリックすればOKです。


クリックすると以下のような画面が開きます。
これでBATがもらえます。


ただし通知設定を「オン」にしないと通知がされず、BATが稼げないので注意してください。


またBraveでWebサイトを閲覧(ネットサーフィン)するだけでもわずかながら増えていきます。



Brave Rewardsは現時点でデスクトップ(Windows・Mac)のみ対応しています。
今後はスマホ・タブレットでも対応していく予定です。
Brave Rewardsの設定方法
BATを稼ぐためには「Brave Rewards」を設定する必要があります。
手順は以下の通りです。
①右上の△マークをクリック
②歯車マークをクリック


①広告を「オン」にする
②パラメーターマークをクリック


初期設定では1時間に5回になっています。


最大1時間に10回まで設定が可能です。


なお、あくまで最大件数なので必ずしも設定した回数が表示されるわけではありません。
BATの受け取り方(bitFlyerと連携方法)
BATはBraveをインストールしただけでは受け取ることができません。
Braveの「マイウォレット」にbitFlyerのアカウントを連携することでBATが受け取れます。
bitFlyerのアカウント(口座開設)は無料でできます。
まだ開設していない方は下記のリンクからお申込みください。
>>bitFlyer
口座開設の手順は下記の記事で詳しく解説しています。


bitFlyerのアカウントを持っている方は次の手順で連携できます。


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メールアドレスとパスワードを入力します。






以下のようなメールが届きます。


スマホにも通知が来ます。


設定が完了すると翌月の指定された日にbitFlyerの口座へBATが追加されます。
Braveの将来性
Braveは検索履歴の追跡をしないプライバシー保護を重視したブラウザです。
時代と共にプラットフォームを提供する企業(GAFA)は個人情報の収集が社会問題になっています。
個人情報を守り、仮想通貨でチップを配布するビジネスモデルはWeb3.0と言われるこれからの時代にマッチしたブラウザといえます。
Braveによって個人情報が守られ、良質なコンテンツにチップが集まるようになれば、Webサイトの安全性はもっと高くなるでしょう。
Braveの特徴まとめ
- Web広告をブロック
- プライバシー保護
- ページの高速表示
- バッテリー節約
- 仮想通貨BATを獲得



Braveのすごさ、わかっタカ?